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私が婚約破棄を決めた瞬間。カレや浮気相手からの暴言にキレた | ビューティーガール

時刻(time):2021-01-23 07:54源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
結婚を誓い合ったのに、入籍するまでのあいだに、どちらかが心変わりしまう……。 「婚約」には法的な定義はないですが、一般には、結婚相手として家族に紹介するあたりを「婚約」と考える人が多いでしょう。それを、どちらか一方が取り下げてしまう「婚約破棄」。モメるのは必至です。 写真はイメージです 恋人時代の破局とも、離婚とも違う、「婚約破棄」はどん

 結婚を誓い合ったのに、入籍するまでのあいだに、どちらかが心変わりしまう……。
「婚約」には法的な定義はないですが、一般には、結婚相手として家族に紹介するあたりを「婚約」と考える人が多いでしょう。それを、どちらか一方が取り下げてしまう「婚約破棄」。モメるのは必至です。

婚約破棄

写真はイメージです

 恋人時代の破局とも、離婚とも違う、「婚約破棄」はどんなふうに起きるのか? そこで今回、婚約破棄経験のある2人、京子さん(仮名・32歳)と心美さん(仮名・29歳)に取材しました。

京子さんの場合:マジメで高収入な婚約者をゲット


 京子さんはフリーランスでデザイン関係の仕事をしています。何人かの男性と交際はするものの、先のない恋愛ばかり。30歳手前となり、実家からの圧力もあり、本気で結婚したいと考え始めたとき、キミオさん(仮名)と出会いました。

「キミオさんは割と名前の通った会社に勤めていて、マジメだし収入も安定していて、結婚相手にはピッタリだと思いました。なので、ネットで恋愛マニュアルなどを検索しながら、私を好きになるように仕向けたんです(笑)。

 プロポーズは彼のほうから。婚約指輪を買ってくれたり、格式のあるホテルで両家の顔合わせをしてくれたり、ひとつひとつの過程を大事にしてくれました」

婚約破棄

京子さん(仮名・右)と心美さん

 恋愛経験が少なかったキミオさんは、結婚をかなり楽しみにしていた模様。ところが、彼のその気持ちが、やがて裏目に出てしまうのです。




心が離れたキッカケは「彼が早く帰ってきすぎる」


「入籍する前に一緒に住み始めて、最初のうちはとても順調でした。ところが彼は、家にいることが楽しすぎるのか、仕事から早く帰ってくるようになったんです。定時キッカリといった感じで……。
 私の仕事はフリーランスなので、朝は料理の下ごしらえや洗濯などを済ませて、実質午後から仕事をしていました。だから、彼が早く帰ってくると、ほとんど仕事ができなくなってしまうんです。“まだ仕事が終わってないから”と伝えても、彼はコソコソと静かに帰ってきて寝室で待っている。本当にウザかった。
 相手を待たせたまま集中して仕事ができるわけないじゃないですか。だんだん彼の帰宅がストレスに変わってきました」

 彼の早い帰宅が愛ゆえだとしても、フリーランスが納期を守れなければ完全アウト。京子さんのイライラもわかります。

「一度、彼の仕事帰りに連絡を入れて、“鶏肉を買ってきて”と頼んだことがありました。それは、少しでも彼の帰りを遅くするための口実でもあったんですね。ところが、彼は直接スーパーに行かず、いったん家に帰ってきたんです。スーパーは、帰りがけにあるのに……。それで、“一緒に買いに行こう”と言うので、絶望的な気持ちになりました。この人はひとりで鶏肉を買うことさえしないのか、と」

 彼の言動もせつないものがありますが、京子さんの不満は募る一方。やがてそれは、キミオさんの仕事に対する姿勢にも向けられるようになりました。

「それどころか、彼はもっと早く帰れる仕事に転職しようかと言い出すほどで。あまり仕事に熱心ではない姿を見て、この人には伸びしろがないと感じました。私は子どもも欲しいし、そのためにはお金も必要。フリーランスの私に育休などはないので、やっぱり頼れるのは会社員の伴侶なんですよ。
 彼が頼りないのなら、私が子どもを抱えながら走り続けなければいけません。先のことを考えていたら、結婚に対する思いが冷めてしまいました」

 現実的な問題に直面し、京子さんはマリッジブルーに陥ってしまったそうです。








婚約破棄を決意した「決定的な言葉」


 ある日、京子さんは、婚約解消を口にします。その際に、彼に言われた言葉が、別れる決定的な理由になったそう。

「そうしたら“お前もう30だろう”とか“特に美人なわけでもないんだからもう結婚は無理だろう”とか言ってきたんです! 今までそんなことを言う人じゃなかったので、傷つきました。しかも“会社に結婚すると言ってあるんだから立場が悪くなる”とか、急に体裁を気にしだして。私の気持ちなんて何も考えてないんだな…と思いました」

喧嘩

写真はイメージです(以下同)

 京子さんは、キミオさんに完全に幻滅。家を出て、ひとまず姉の家に避難します。婚約破棄について親からは大反対されましたが、涙で訴えて意思を押し通したそう。

「家を出てからも彼は毎日LINEを送ってきました。無視していたら、あるとき急に“貸していたお金を返して欲しい”と言われて。確か4万円くらい借りていたのですが、2人の生活費として使ったものなので“返すつもりはない”と返信したら、彼の意識がお金を取り返すところに向いていったんです。ここでモメたらさらに話がこじれると思って、すぐにネットバンキングで送金。すると意外とあっさり別れることができました」

 結局、2人の家庭観や仕事観が大きく違っていたわけで、結婚してもうまくいかなかったかもしれませんね。




心美さんの場合:婚約中からセックスレスに


 もう1人の婚約破棄経験者、心美さんは5年前までは大阪でWEB関係の仕事をしていました。同じ会社に勤める祐也さん(仮名)と交際し、結婚を前提に同棲がスタート。ほどなくして2人は東京に引っ越しました。

「彼の東京への憧れが強かったんです。この仕事をするなら、東京だろうって。私は大阪での生活に割と満足していたんですが、彼についていく感じで上京しました。でも実は、彼と同棲し始めて、セックスレスになっていたんです。もしかしたら、上京して環境が変化したら改善できるんじゃないかって思って」

 ところが、この上京が別れのキッカケになってしまうのです。







浮気相手の女がLINEで書いた言葉にキレた


「実は、東京に引っ越してきてしばらくは、月に1回くらいはしていたんです。多くはないけど、大阪時代に比べたらかなり改善されたように思えました。でも、東京で私たちは職場が別々になって、生活がスレ違うようになっていきました。彼の帰りがどんどん遅くなって……だんだん、何をしているのか分からなくなりました。そして発覚したのが、彼の浮気でした」

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 こちらは、婚約者の帰りが遅くなるという、前述の京子さんとは対照的な状況です。
 祐也さんが東京に出てきたのは、仕事で勝負をするためだったはず。しかし、結局何をしたかといえば、ただの浮気。そして心美さんに、婚約破棄の決断をさせたのは、彼と浮気相手とのLINEでした。

「彼が寝ているスキに、スマホをのぞくと、女とのLINEが出てきました。相手の女は私の存在も知っていて、ところどころ私を馬鹿にしているような発言があって、腹が立ちましたね。“彼女ともたまにはしてあげて”とか。もちろんすぐにでも追及したかったですけどね。いったん怒りを抑えて、LINEのスクショを撮って、それを彼の親に送ったんです」

 いきなり親に送るか!?とも思いますが、もう決断していた心美さんはいち早く第三者の介入を促したわけですね。





婚約中の同棲は、良くも悪くも“踏み絵”になる


「私は、LINEのスクショを送った時点で、“もう彼とは別れることになりました”と告げました。彼の親も仕方ないと思ったんでしょう。申し訳ないと謝られ、彼にはお叱りの連絡を入れたようでした。そのころ彼は家に帰らない日もあったのですが、突然“別れたくない、やり直したい”と言ってきた。でも、どうしても私のプライドが許しませんでした」

 親からの説得もあり、祐也さんも受け入れざるを得ず、婚約は解消されました。

散る花
「彼の浮気が原因でもあるので、友だちから、“慰謝料もらったほうがいいんじゃない?”と言われて多少交渉はしたんですね。でも、話がこじれそうだったので、とりあえず上京した時に私が立て替えた彼の新幹線代だけもらいました」

 前述の京子さん同様、わずかな金額で手を打つことで、あまり大事にならずにすんだようです。

 離婚ほどではなくても、婚約破棄も親を巻き込んだり、知人友人に知られたりして、ダメージは大きいもの。2人とも、婚約中に同棲していますが、同棲は破局のリスクがあると同時に、結婚前にお互いの違和感に気づけるというメリットもあります。まあ結婚しちゃってから離婚に至るよりはマシかもしれませんね。

<取材・文/塚田牧夫>



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